設立趣意書

■栃木県支部設立趣意書

平成２１年３月吉日

　日本心臓ペースメーカー友の会は、会員の健全な日常生活の確保と社会福祉への貢献を目的として昭和４５（１９７０）年に設立以来３８年が過ぎました。

　日々信頼性の向上する心臓ペースメーカー（PM）並びに除細動器（ICD）ではありますが、埋め込んだ患者の中には様々な不安や悩みを抱えている方も多く見受けられ、各都道府県単位の各支部において親睦を重ねつつ、会員相互の情報交換や、講演会、Q&A（質疑応答）を中心とする勉強会を通じて問題解決のお手伝いをし、それぞれのQOL（生活の質）の向上に努めております。

　このような中で、かねてから各地の支部活動を強化しておりますが、一昨年宮城県支部、昨年長野支部の強化に続き、平成２０年１０月２６日「栃木県の集い」で総勢５３名が集い、筑波大学渡邊寛先生のご講演、Q&A（質疑応答）が行われ、さらに先般平成２１年２月１５日に有志が集い、支部設立を全会一致で再確認しました。ただちに「栃木県支部設立準備会」を立ち上げ、準備を開始、４月５日に日本ペースメーカー友の会２６番目となる栃木県支部の設立総会を開催する運びとなりました。関係者の皆様に感謝申し上げる次第であります。

　以上の経緯にて、友の会創立当初の目標である「一県一支部」の方針に基づき、よりきめ細かく地域に密着した活動を推進し、会員相互の健康管理と社会福祉の向上にいささかなりとも貢献するため、「感謝」「謝恩」「奉仕」の理念に則り、少しでも多くの装着者の「役立つ」「楽しい会」に育つよう努力する所存であります。

　栃木県支部の設立に当たり、今後さらに関係者の皆様のご支援とご鞭撻をお願いする次第です。